院長の根本です。

ここ最近はキッズに関しての投稿が多かったので、当院に通われている方に

「根本歯科医院は子供だけの歯医者さんになったの?」

というご質問をいただきました。

予防歯科ではできる限り早い時期に来院していただき定期管理をすることで、その予防効果をより確実にすることができます。ですので、何もない時こそ定期管理をすることが大切です。

こう言うと・・・

「じゃあ、痛かったら通っちゃダメなの??」

というご指摘をいただきますが、そうではありません。

当院ではもちろん治療もしています。痛みなどの急性症状があれば、もちろん予防処置に先行して治療を行います。

痛みや腫れがありながら予防歯科を実践することはできませんので、当然と言えば当然なのですが、うまく伝わっていない場合がありますので今回はこのような投稿をさせていただきました。

 

偶然、本日症状がある方の来院がありましたので、その治療をご紹介いたします。

患者様は70代女性で、以前通っていた歯医者さんで治療した右上の奥歯が治療してからずっと違和感があったそうです。症状はそれほど強くありませんでしたが、ご家族のご紹介で当院に来院されました。

診査診断の結果、予防処置に先行して根っこの治療が必要と判断しました。

 

そこで、根っこの治療をする前の準備として必要な「ラバーダム防湿」を行います。

患者さんに「ゴムのマスク(ラバーダム)をして根っこの治療をしていきます。」と伝えたところ・・・

 

「ゴム??マスク??なにそれ??そんなのしたことないけど。」

とのことでした・・・が、もちろん想定の範囲内です。当院に今まで来院されて

 

根っこの治療を受けた方で、ゴムのマスク(ラバーダム)をしたことがある方はただの一人もいません。

・・・残念です。

 

そこで・・・

『なぜ根っこの治療の際にゴムのマスク(ラバーダム)をしなければならないのか?』

を説明をし、治療に取り掛かります。

DVPI0007

 

 

 

 

 

 

 

そうすると、緑色の丸の部分に問題がありそうです。

DVPI0008

 

 

 

 

 

 

 

中を削っていくと・・・なんと、根っこの中から綿(赤矢印)が出てきました。
その綿も茶色く変色しボロボロになっています。

DVPI0010

 

 

 

 

 

 

 

その綿を取り除くと・・・根っこの中から膿のような液体が溢れてきました。
これでは治りませんよね。

DVPI0011

 

 

 

 

 

 

 

マイクロスコープ下で詰まっていた綿を丁寧に取り除き、何度も薬液で洗ってきれいにしました。そして、薬を詰めて仮蓋をして今日の治療が終わりました。

 

このように、初診時に症状がある方も当院に通っていただいておりますのでご安心ください。

また、このように根っこの治療でお困りの方も是非当院にご相談ください。